価値と価格

この手の話をすると知人レベルの関係性の間では必ず

 

【金持ちは違うね〜】

 

とか

 

【お高くとまって】

 

って扱いをされる

 

その違いが理解してもらえないのが非常に残念だ

 

うちの家族だけの時は外食に行くにしてもまずチェーン店、ファミレス、回転寿司は行かない

妻の実家の面々や複数家族でどこかに行く時は付き合いで行く事は度々あるのは事実だが

 

服も自分の服と息子の服は基本的にはいわゆるファストファッションと言われる服は着ない

妻にプレゼントする時もそういったとこでは買わない

 

何故か?

 

素晴らしいもの、価値のあるもの、本物

はやはりそれ相当の手間隙と素材と技術が詰め込まれてる

だとしたらそれ相当の価格であるべきだし、それ相当の価格をつけるべき

 

もう少し言えばお手頃の価格で素晴らしいものを見つける・探すってのがある意味嗅覚や見る目だ

 

単に高い値段のものだから素晴らしいとか本物だとか美味しいとかって事は無い

高いだけで正直イマイチなものもある

昔は良かったけど今は値段とプライドが高いだけで品質は低いってものもある

 

プロスポーツでも同じ

お客を呼べる選手

それが単純に価値のある選手だ

当然そんな選手には高価な年俸が提示される

それが価値と価格ってもん

その為に日々努力を積み重ねてる

それを止めたら一気に衰えて一気に価値が下がるから

 

職種に1流も2流も3流も無いと言われる

と言うか僕はそう思う

人によっては職種でランクを決めようとするけど

政治家だから偉い、官僚だから偉い、教授だから偉い、トヨタに勤めてるから偉い

んなこたぁーねえ

ランクがあるとしたら同じ職種の中に1流・2流・3流があるんだよ

 

素晴らしい政治家・カスみたいな政治家

素晴らしい料理人・やる気のないやっつけ仕事の料理人

素晴らしい整体師・3ヶ月受付だけして修業した気になってる整体師

 

だから息子には本当に美味しいもの、素晴らしい道具、素晴らしいプレー、を直に見て、食べて、体験して価値のあるとはどうゆう事か

価値があるからそれ相当の価格がつくんだって事を学んでほしい

そして価値あるものをあまり安売りしてほしくない

 

繰り返すが値段が高ければ良いってもんでもない

お手頃な値段で本当に素晴らしいものもある

高い=美味しい、素晴らしい仕事

ではない

 

ただ何が価値の高いものか、何が美味しいのか、何が素晴らしいのかは体験しないとわからない

だから多少お金はかかってもチェーン店やファストファッションには足を基本的に向けない

 

そして、価値のある人間になるにはどうすればいいのかって事をある意味本能で理解してほしいと思ってる

 

人と同じである事が良いって訳ではない

自分の価値を見出し、個性を磨き、それを世に還元して世界中の人々や自然や地球に喜ばれる人に成長してほしいと思っている

 

そして自分も日々精進してそんな人になりたいと思っている

 

年収5千万円とか1億円とかあるようなめっちゃくちゃ裕福な訳でもない

でも生活苦に陥ってる訳でもない

ある意味お金を生き金にするか死に金にするかだ

 

必要とされる=価値がある